Deal ends Beatles' Apple battle
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/6332319.stm決着したみたいです、この問題。
ビートルズふぁんは日本でも多数いるのに、けっこう話題になってなかったりします。
昔々・・・と言っても、1980年のお話です。
ジョージ・ハリソンが何気なく雑誌を見ているとある事に気付いてしまったのです。
「おいおい、この会社はドコの会社だよ。俺たちのロゴを勝手に使用しているじゃないか。こりゃ俺たちの会社の商標にそっくりだな・・・って会社名もアップルかよっ!そりゃ俺たちが1968年に設立した会社じゃないか」
・・・ってのを発見。
そんなこんながあり、一旦はビートルズ側(アップル社側)は権利を侵害したアップルコンピュータと「とりあえず俺たちの縄張りに入って来なければOK。コンピュータ会社はコンピュータの相手だけしてればいいんだよ」との事で和解に達しました。
当時はこんな感じで問題ないと思われていたんですが、アップル社製コンピュータMacでCDが再生できてしまう様になってから問題が徐々にこじれてきてしまったのです。
1991年両者はアップルコンピュータはアップル名での音楽業界には参入しないって事とApple Corpsに対して2700万ドルを払うなどを盛り込んだより詳細な合意書を作成。
作成から10年くらいが経ち、アップルコンピュータが発売したi-Podとi Tune Musicの開業(?)はビートルズ側を怒らせるには充分な理由でした。
「あの時、アップル名義での音楽業界参入はしないって言っていたじゃないか。それなのに、アップルを使用するなんて権利侵害も甚だしい。i-PodとiTMに関してはアップルを使うな」
・・・として裁判になりました。
そのときの判決内容。
まずはi-Podについて。
i-Podそれ自体は曲も何も入っていない記憶媒介装置に他ならない。
その記憶媒介装置をどう使おうが、それは消費者の自由である。
アップルコンピュータがCDを発売した訳でもなければ、そこに音楽を入れて音楽目的で販売したものでもない。あくまで記憶媒介装置を販売しただけである。
だからi-Podの販売に関していうとアップルコンピュータ製を謳って全然問題がない。
そしてi-Tune-Musicについて。
iTMは音楽供給会社の要請に対し、音楽を消費者に配信しているだけである。アップルコンピュータ自体が音楽を作って販売している訳ではない。
だからiTMに関してもアップルコンピュータで運営してまったく問題がない。
・・・って判決がくだされました。
当然ビートルズ側(アップル社)は不服として控訴したんですけれど、流れは悪いと感じたのか、和解の道を探っていました。
それで今回、両社無事に和解に漕ぎ着けた訳です。
内容は公表されていませんから、和解金がいくら・・・なんてのが今のところ不明です。
ただ今回の和解で、アップルコンピュータがAppleという登録商標のすべての権利を所有し、Apple Corpsに対してその商標の継続的な使用をライセンス供与するカタチとなりました。ビートルズ側はアップルブランドの保持を放棄orアップルコンピュータに売却したという訳です。
ビートルズ側からしたら、「どうせ俺たちがアップルを意固地になって持ってても音楽分野以外の経済活動は難しいから高く売れる今、売ってしまおう」と考えたのかもしれません。
あと、BBCの記事の観測として、今まで頑なにネット上での音楽配信を拒否してきたビートルズ側が今回の和解で事実上のゴーサインをしたんじゃなかろうか・・・的な事が書かれていました。中国サイトにいけばいくらでもダウンロードし放題なのは内緒な話だ。
そんな訳でこの問題、これで完全決着した模様です。
*現在アップルコンピュータの社名はApple Inc.に変更されましたが、誤解と混乱を避ける為にアップルコンピュータで統一しました。
ニックネーム takahiro at 09:54|
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